秋田犬に関わらず,犬を飼っていれば、泥棒の被害は少ないと思います。
当家でも、数年間は犬がいない時代がありましたが、残りの時代は必ず周辺に犬がいました。 周辺で、泥棒の被害を聞いた事がありますが、当方ではある程度秋田犬の
おかげもあり、空き巣の経験はありません。
子供の頃,クロのおかげで、母親が安心した話しは、何回か聞いた事があります。
当方が、小学生時代で、クロが2歳から10歳くらいの時には、当家はちょっと広めの庭で塀のところから、家の入口まで少し距離がありました。 そのため、塀のところの
木戸は厳重には鍵をかけず、内側の留め金を外すと、割合と簡単に中に入れるようになっていて、そのころ配達があった酒屋さん、魚屋さんは木戸のブザーを鳴らしてから、留め金を外して中に入ってもらっていました。
庭の端から端まで太い針金を通してあって、その針金を自由に動けるようになっている少し長めの引綱にクロは繋がれていました。 結果クロは、庭のほぼ9割くらいの場所を動けるようになっていました。 いつもは、太い針金が結ばれている側にあったイチジクの木の下で寝てる事が多かったです。 酒屋さん、魚屋さんが入って
来た時にもクロが警戒するので、母親もクロを押さえには出て行っていました。
何回か、酒屋さん、魚屋さんの様子をみていたのか、不審な人が家の中に入ろうとした事がありましたが、クロが激しく威嚇するので、入ってこられなかったとの事です。
昔しは、時々押し売りのセールスがありましたが、クロが母親の態度を見て威嚇して入ってくるのを防いだとの事です。 また、その頃家の鍵はクロちゃんの首輪に繋いでいました。 家族以外は、クロの首輪には触れなかったからです。
クロ、また大人になって飼っていた銀の家の中のものを守る性質のエピソードは、
17.秋田犬母性本能で書きましたので、よろしければ確認下さい。
銀の場合も、上記の他に、下記のような事がありました。 当方が、会社に行っている間に、当家でガス湯沸かし器の工事がありました。 家の中で工事があり、見知らぬ人が家の中で作業していて、女房が1人だけで立ち会っていました。 いつもは、銀はいろいろなところで勝ってに寝ていましたが、この時には女房の後ろを離れずに作業の間ずっと作業されている方を、伏せした格好で見ていたそうです。 女房は、心強かったとの事です。
今飼っている蘭も、普段は他の人に愛想が良いですが、それでも散歩の途中で暗がり
でじっとしている人を見ると、吠えたてたりします。 当家は2階の部屋に住んでいますが、居間の窓の下には車はほとんど通りませんが、一般道が通っています。
夜、蘭は普段は居間の真ん中当たりに置いてある、自分のソファーで寝ています。
ある時に、自分のソファーで寝ないで、居間の窓のすぐそばで寝転がっている時がありました。 当方は、TVを消すまで気が付きませんでしたが、居間の窓の下の一般道で3人の人がなにか飲み物を飲みながらしゃべっているのに気が付きました。 良く考えれば、蘭が警戒してくれたようです。 いざとなったら、蘭が不審者を撃退してくれると期待しています。