秋田犬の話しでなく、冬の一等星について書きます。
家の近所に、少し広い場所があり、夜10時半過ぎに行くと、誰もいません。
蘭を、引綱3本を繋いで、片方を当方の足に巻き付けていると、蘭は広い場所の
中を、比較的自由に歩き回れます。 上を見ると、冬の寒い時で、月、雲が無い時に
は、星がきれいに見えます。 当方は、いつもオリオン座の少し左上の双子座を探し
ます。 そこに、明るい2つの星が見つかり、明るい方がポルックスです。 すぐ横のカストールも明るいのですが、2等星です。 ボルックスが、見つかると、時計回りで明るい星を追いかけると、カペラ、アルデバラン、リゲル、シリウス、プロキオン、ペテルギウスと、7個の一等星が見つかります。 簡単に言いましたが、呪文のように次の、意味がないのですが、3個の言葉を覚えておけば簡単に星の名前が出てききます。 冬の一等星は、この7個です。
・ポルカペラ
・アルリゲル
・シリプロペテル これは、当方が30年くらい前に思いついて
今でも、すぐ出てきます。
30年くらい前に、当方は、船の制御装置の開発を担当していて、30万トン級のタンカーの試運転に乗船した事があります。 試運転とは、お客さんに船を渡す前に、速度
その他の、船の性能をチェックするための、通常2泊3日程度の航海です。
30万トンのタンカーは、記憶では全長360メートル、横幅60メートル程度でした。 また、船の運転をするブリッジ(船橋)は、海面から50メートルから60メートルの高さでした。
高知沖だったと思いますが、夜10時過ぎにブリッジから出て、ウイング(ブリッジの横の屋根の無いスペース)に出ると、空は満天の星でうまっていました。
その時に、ブリッジからドックマスターの方が出てきて、当方の所にきました。 ドッグマスターとは、造船所が試運転をするときに操縦資格を持っている運航責任者で、船長さんにあたります。 面識はありましたが、話したことはありませんでした。 「***さん、星の名前がわかりますか?」***さんは、当方の名前で、わからないと言うと、星をさしながら、一等星の名前をどんどん言いました。 「すごいですね。」と言ったところ、これは、若い時にあなたのおとうさんに覚え方を教わったと言われました。 父は、確かに学校の先生で、航海術等を教えていました。 ドッグマスターは、50歳以上に見えたので多分、20年から30年以上前の事を覚えた事になります。
覚え方を言われましたが、その場で覚えられませんでした。 自宅に帰って、父に
聞いたところ、ドッグマスターの方の事は、良く覚えていました。 また、冬の一等星も皆、頭の中に入っていましたが、どのように覚え方を説明したかは、忘れていました。
それより、オリジナルとは違いますが、自分で考えて上の呪文の言葉考えました。
良ければ、参考にして下さい。 覚えていれば、数十年冬の一等星の名前を言う事
ができます。