月曜日と木曜日に、北海道牛乳の移動販売車がくるので、それを買うためにいつもと違う散歩コースを行きます。
その散歩コースの途中に、まるちゃんの家があります。 最近は、まるちゃんの飼い主さんとは、ほとんど会えないのですが、蘭はまるちゃんの家の前にくると、わざと止まって座ってお尻の臭いを嗅いだりします。 また、まるちゃんの家の中を覗いて、閉じた窓の中を覗いたりします。
まるちゃんは、蘭の三分の一くらいの、ミックスの犬でした。 もともとは、前に飼っていた銀と仲良かった犬です。 銀と仲の良かった犬は、あまりいなかったのですが、仲良かった数匹の内の一匹です。 まるちゃんの飼い主さんは、昔しは良く庭の手入れをしていて、まるちゃんをそばで遊ばしていました。 銀が家の前を通ると、まるちゃんが、銀に興味を持つので、まるちゃんと一緒に外にでてきて、銀の頭や背中などをなでてくれました。 銀も、まるちゃんと臭いをかぎあったりして、自然に仲良くなりました。 蘭を引き取ったあと、同じようにまるちゃんのところに行ったところ、同じように出てきてくれました。 その時に、まるちゃんの飼い主さんが、「蘭ちゃんにおやつをあげても良いですか?」とことわり、おやつと言ってもドックフード
なのですが、蘭にあげていました。
蘭は、まるちゃんに会うたびに、おやつをもらえるので、大喜びでした。 まるちゃんとも、仲が良かったです。 蘭よりも、だいぶ年上の犬でしたので、残念ながら
この数年の間に亡くなってしまいました。 最近は、飼い主さんが庭に出てくる事が
少なくなってしまいましたが、蘭をみると頭、背中をなでたり、抱きしめてくれます。
また、おやつをくれるので、蘭は非常に喜びます。
蘭は、少し卑しいのですが、おやつ目当てで、まるちゃんの家の前にくると、毎回まるちゃんの飼い主さんを探して立ち止まってしまいます。 この記事を書いていて、
まるちゃんの元気だった頃を思い出しました。
まるちゃんまた我が愛犬だった銀の冥福を、祈ります。