昔し飼っていた秋田犬銀の思い出です。
今思い出しても、非常に懐かしく思い出します。
当方は、メーカーに勤務していたので、国民の祝日がある週の土曜日に出勤するなどの操作で、年に何回か9連休がありました。 土日から、次の土日までの、9連休です。 9連休の時には、なるべく当時飼っていた銀になにか、芸を覚えさせていました。 ある冬の9連休に、覚えさせた芸は、「湯たんぽ」と言う芸です。
ある冬の寒い日に、自分の家の居間で、床に寝転がってTVを見ていると、ストーブが少し離れているので、かなり寒く感じました。 その時に、すぐ横に銀が同じ様に寝転がっていました。 そこで、銀を引き寄せて、銀の背中を当方のおなかに押し当てて同時に、「湯たんぽ」と銀に声をかけました。 銀の背中は、かなり温かったです。 最初は、銀はなにを言われているのか理解していませんでした。 そのうち何回も繰り返していると、銀は言われている動作を理解するようになり、引き寄せて「湯たんぽ」と言うと、背中を押してくるようになりました。 その年の冬の間中は、「湯たんぽ」芸を、銀は覚えていて何回も温かい背中を体験できました。
いろいろな芸を、覚えさせようと思いましたが、なかには全然覚えない芸もありました。 「いやー、まいったなー」と言って、前足を頭の後ろに掲げる芸を覚えさせ
ようとしましたが、銀も今飼っている蘭も、足を斜めに頭の後ろに持っていく動作は嫌がり、うまく行きませんでした。
今飼っている蘭に、芸をあまり覚えてもらおうとは思いませんが、見ていて他の人が喜ぶ芸を一つくらいは覚えさせたいと思います。